こんにちは、今日はBリーグで活躍するアメリカ出身のプロバスケットボール選手、ニック・メイヨ選手が「日本への帰化」を目指す動きをご紹介します。2028年ロサンゼルス五輪への出場を見据えた挑戦が、多くの人の共感を呼んでいます。
ニック選手はアメリカ生まれですが、2019年から日本でプレーを続け、この春にはヒロシマ・ドラゴンフライズで日本一&東アジアスーパーリーグ制覇を達成しました。そんな彼が今、真剣に「日本人になる」道を探っています。
強く寄せられる期待と熱意
ドラゴンフライズで4シーズン目を迎えた2025年3月時点で、平均13.6得点、5.4リバウンドをあげる活躍を続けています。既に日本国内では顔を覚えられ、優勝を契機に街中でも気軽に声をかけられることが増えたと本人も語っています Instagram。
日本への帰化を決意した理由
彼が日本国籍取得を目指す大きな理由は、2028年ロサンゼルス・オリンピックで日本代表として出場したいという夢です。これには当然、日本語能力試験合格など厳しい要件が伴いますが、「日本を離れたくない」と語るほど文化や生活に馴染んでおり、アメリカとの二重国籍は認められないため、米国籍の放棄も覚悟しているそうです Kennebec Journal and Morning Sentinel。
言語習得への挑戦
日本語は難しい言語とされていますが、ニック選手は日々のリーグ戦や勉強を通じて、必死に日本語力を高めています。オリンピック出場だけでなく、日本での生活を本当に自分のものにするための努力が伝わってきます Kennebec Journal and Morning Sentinel。
バスケット人生を通じて築いた信頼と結果
東ケンタッキー大学で全米大活躍を収め、NCAAオールタイムスコアラーとなった実績に加え、Bリーグでも複数チームで実力を証明。2024年にはチームのリーグ優勝を果たし、個人としてもプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを獲得するなど評価されています ウィキペディアJAPAN Forward。
日本代表入りへの道のりと今後の展望
帰化申請が無事成立すれば、五輪出演への道が開けます。しかしそれまでには、日本語力、住民としての立場、文化的な適応などクリアすべき壁があります。それでも「日本でプレーし続けたい」「この国に帰属したい」という姿勢は、多くのファンの胸を打つことでしょう。