「ハザードマップって難しそう…」
そう思って、見たことがない方も多いのではないでしょうか?
でも実は、たった数分見るだけで、家族の命を守る行動につながるのが津波ハザードマップ。
この記事では、「津波 ハザードマップ 見方と活用法」をわかりやすく解説します。
津波 ハザードマップ とは?
災害時に「どこが危ないか」「どこに避難すればいいか」を地図上で示したもの。
津波ハザードマップでは、以下の情報が掲載されています:
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津波の浸水予測エリア
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避難場所・避難ビル
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浸水の深さや到達時間の予測
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道路や川の危険箇所
ハザードマップの見方|3つのチェックポイント
① 自宅や職場が浸水予測エリアに入っているか
→ 黄色・オレンジ・赤など色で示されている。赤に近いほど危険度が高い。
② 避難場所の場所と標高を確認
→ 「指定緊急避難場所」は、高台や高層ビルなど。海抜○○mも併記されているので要チェック。
③ 到達時間の目安
→ 地図上に「津波到達○分」など記載があることも。短時間での避難が必要な場合も。
津波 ハザードマップ 活用法|家族でできること
📌 1. 印刷して冷蔵庫や玄関に貼っておく
停電時やネットが使えないときでも、家族全員が見られる場所に常備を。
📌 2. 通学・通勤ルートの危険をチェック
子どもの通学路が浸水エリアかどうか、毎日使う道が安全かを確認する。
📌 3. 高齢者やペットと一緒に避難できる場所を確認
階段のある避難所など、家族の状況に合わせて選ぶ必要があります。
📌 4. 家族で避難訓練シミュレーション
「今、津波警報が鳴ったらどこに逃げる?」を口頭でもいいので繰り返す。
ハザードマップを確認できるサイト
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国土地理院「重ねるハザードマップ」
https://disaportal.gsi.go.jp/
→ 自宅住所を入力するだけで、津波・洪水・地震などのリスクを確認可能 -
市区町村の防災マップページ
→ 「○○市 津波 ハザードマップ」で検索すれば公式ページが出てきます -
気象庁 津波浸水想定図
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html
→ 各地域の予測浸水範囲と避難先の詳細情報が地図で見られます
実際の事例から学ぶ
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東日本大震災では、ハザードマップの到達時間予測を超える速さで津波が到達。
→ 「想定より早く来る」という前提で行動することが命を守るポイント。 -
子どもと一緒に「地図を見る練習」をしていた家庭は、実際に自力で避難できた例も。
→ 防災は“知ってる”と“できる”の差が命を分ける。